令和7年10月22日に甲府市と共に甲府市社会福祉大会を開催しました。
この大会では、長年にわたり社会福祉に功績のあった方々を顕彰し、表彰状・感謝状を贈呈する式典と、「気になるけど聞きにくい 遺言のすすめ」を演題に記念講演を行いました。
市民の皆さまをはじめとして、関係各位のご協力により盛大に開催できましたことについて、心よりお礼申し上げます。大会の開催概要は次のとおりです。
日時
令和7年10月22日(水) 午前10時~正午
場所
リッチダイヤモンド総合市民会館芸術ホール
主催
甲府市・甲府市社会福祉協議会
後援
甲府市自治会連合会、甲府市民生委員児童委員協議会
甲府市シニアクラブ連合会、山梨県共同募金会甲府市共同募金委員会
NHK甲府放送局、山梨日日新聞社・山梨放送、テレビ山梨
大会スローガン
『ひと声が 心をつなぐ 懸け橋に』
式典
・甲府市長・甲府市社会福祉協議会会長表彰状授与者 個人 39名 団体 1団体
・甲府市長・甲府市社会福祉協議会会長感謝状贈呈者 個人 34名
・甲府市社会福祉協議会会長感謝状贈呈者 個人 8名 法人 9法人
記念講演
演題『気になるけど聞きにくい 遺言のすすめ』
講師 講師師 神田織音 氏
大会宣言
近年、少子高齢化の進展や人口減少、家族形態やライフスタイルの多様化などにより、地域における人と人とのつながりは弱まり、孤立や孤独といった新たな課題が顕在化しています。さらに、生活困窮や老老介護、ヤングケアラー、不登校などの問題も深刻さを増しており、誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくりを進めることは、私たちに課せられた大きな使命となっております。
こうした中、地域における生活課題や福祉ニーズに対応し、地域福祉の更なる推進に向け、私たち社会福祉に携わる者はもとより、住民・行政・企業・団体など、多様な主体がより一層、連携・協働して、日頃からの声かけや見守りを通じ、人と人との絆を深め、互いに支え合う仕組みを育んでいくことが重要となってきております。
また、災害時や緊急時にも地域全体で助け合える体制を整えることが強く求められております。
本日、第48回甲府市社会福祉大会の開催を契機として、私たちは、今大会のスローガンであります「ひと声が 心をつなぐ 架け橋に」という思いを胸に、小さな思いやりの積み重ねを大切にし、支え合いの輪をさらに広げてまいります。そして、一人ひとりが当事者意識を持ち、子どもや高齢者、障がいをお持ちの方はもちろんのこと、全ての市民が、誰一人取り残されることのない地域共生社会の実現に向けて、たゆまぬ努力を続けていくことを決意し、ここに宣言します。





