去る10月11日開催の甲府市社会福祉大会は、市民の皆さまをはじめとして、関係各位のご協力により盛大に開催できましたことについて心よりお礼申し上げます。
大会の開催概要は次のとおりです。
- 日時
- 令和元年10月11日(金) 午後2時から午後4時
- 場所
- 甲府市総合市民会館 芸術ホール
- 主催
- 甲府市・甲府市社会福祉協議会
- 後援
- 甲府市自治会連合会・甲府市民生委員児童委員協議会
甲府市シニアクラブ連合会・山梨県共同募金会甲府市支会
NHK甲府放送局・山梨日日新聞社・山梨放送・テレビ山梨 - 大会スローガン
- 「このまちに 生きる幸せ 福祉の力」
- 式典概要
- 甲府市長・甲府市社会福祉協議会会長表彰状授与者
個人 54名 団体 1団体 - 甲府市長・甲府市社会福祉協議会会長感謝状贈呈者
個人 43名 - 甲府市社会福祉協議会会長感謝状贈呈者
個人 10名 団体 3団体 法人 23法人
- 記念講演
- 演題 「かけがえのない大切な命を愛すること、守ること
~楽しく心を弾ませ、身体を動かして~」
講師 渡辺光美さん(リズム オブ ラブ 主宰)
大会宣言
少子高齢化や核家族化の進行に加え、日常生活に普及した携帯電話やインターネットを使った情報の伝達や共有方法の多様化は、人と人、人と地域のつながりにも大きな変化をもたらしています。
高齢者などの社会的孤立や引きこもり、介護と育児に同時に直面する世帯の増加をはじめ、子どもの貧困や社会的弱者に対する虐待など、既存の社会福祉制度や枠組みでは対応できない複雑・多様化した地域生活課題が私たちの身の回りで起きています。
こうした中で、人と人、人と地域が強い絆で結ばれ、お互いに支え合い、住み慣れた地域で誰もが安心して暮らせる地域社会を築いていくことが求められています。
そのためには、公的な福祉サービスの充実はもとより、住民自らが日常生活や社会生活の様々な場面で主体的に課題に向き合うことをはじめ、地域の団体や近隣住民が助け合い、声を掛け合う関係を確かなものにしていくことが必要です。
私たち地域福祉の推進に携わるものは、人・まち・自然が共生している甲府に暮らす幸せを、本市に暮らす全ての人々が享受できるよう努めていかなければなりません。
本日、第44回甲府市社会福祉大会の開催にあたり、大会スローガン『このまちに 生きる幸せ 福祉の力』のもとで、開府以来500年の歴史を積み重ね、新たな時代「令和」を迎えた甲府の地域福祉を力強く推進していくことをここに宣言します。
令和元年10月11日
第44回甲府市社会福祉大会